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自分に合った資産形成で、本当にしたい生き方を叶えるための“エレガンス”なマネー術を伝授する、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、マネーコーチの吉森ゆきです。
2018年に中古で購入し、運営している鉄筋コンクリート造のマンション。
築20年を過ぎ、経年劣化であちこち壊れます。
給湯器やら、換気扇やら、洗面台やら。
入居者さんから不具合が報告される都度、管理会社もしくは、付き合いのある近所の業者さんに直してもらいます。
数万円で済むものなら良いのですが、今回、修繕にかかった費用は200万円近く!
マンション12戸を繋ぐ、インターフォン設備の工事代です。
(写真は工事報告書の一部)
これまでは不具合があっても、部品交換だけで乗り越えてきていたのですが、その部品が揃わなくなり、最新のものに総入れ替えすることに。
20年前の設備ともなると、もうメーカーにも在庫がなくなるのだそうです。
まだ使っている人がいるのだから、直せるように部品ぐらい残しておいて欲しい、というのが正直な気持ちですが、世の中それでは企業も立ち行かないのでしょうね。
コロナ禍の影響で、新しい部品も入手しづらい状況で、工事の見積もりから施工まで半年くらいかかりましたが、やっと終了しました。
不動産を運営していれば、修繕費は多かれ少なかれ、必ずかかります。
しかし、どれくらい掛かるのかは、ある程度コントロールすることができます。
どんな業者に頼むのか、新品に変えるのか、部品を変えるだけで済ませるのか、で金額は大きく変わってきます。
管理会社からの提案を鵜呑みにして、考えずに進めていくと余分なお金をかけてしまうことになりかねません。
経営者としてどう修繕していくのか、判断する必要があります。
今回も、業者さんといろいろやりとりしたことで、何十万と安く仕上げることができましたし、保険適用も一部使えることができ、出費を最小限にすることができました。
不動産投資は不労所得と言われますが、労力をかけることで、運営はずいぶんと変わります。
全部自分で管理するのは、本業でない限りは難しいのですが、管理会社に任せっきりにするのではなく、お願いすることと、自分でもできるところをしっかりと見極めて運営していくと良いでしょう。
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